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2015 summer "short films +vaudeville"

​「ハンズボン・夏の終わりに・・・宿題やったか!?」

8月28、29、30日の三日間にわたり、6つのショートフィルムの上映と、ヴォードビリアン、バロンさんのライブを上演。

また、29、30日の上映前にアニメーションのワークショップを開催。

会場:EARTH + Gallery

ショートフィルムとヴォードビル

多くの人にとってサイレント映画と言って思い出すのが、チャップリンやキートン、マルクス兄弟などのコメディ映画ではないでしょうか? なぜ、当時のサイレント映画がコメディだったのか、その背景には映画の成り立ちとヴォードビルとの深い関係があります。1891 年にエジソンがキネトスコープを、1893 年にリュミエール兄弟がシネマトグラフを開発したのをきっかけに、瞬く間 に「映画」は娯楽文化として大衆の間に浸透していきます。特にスラップスティック・コメディと呼ばれる体を張った演技は、映画が言葉を持たなかったサイレント時代にとって、大衆を引きつける ための重要なテーマとなっていきました。上映場所もミュージックホールや演芸場に限られ、チャップリン やキートンといったコメディ・スターたちも、ヴォードビルから映画産業に取り組むようになっ ていきました。つまり、彼らヴォードビリアンの存在がなければ映画文化は花開かなかったと言えるでしょう。

短編映画を再考する目的でスタートした「ハンズボン上映会」は今回、短編映画の創成に目を向けることで、映画とヴォードビルとの新たな関係を見つめ直し、笑いと映像、そして少しばかりの風刺を交え、未来へ続く希望に繋げたいと思います。 

​フライヤー 2015-summer/

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ハンズボン映像展はスタジオマンゴスチン(泉原昭人・溝上幾久子)による短編映画の映像展です

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