Studio Mangosteen
溝上幾久子 /Studio Mangosteen
StudioMangosteenとして、全作品のコンセプト制作、脚本を担当。『PUTLE STORY』から始まったvita lakamayaシリーズでは、映像作品のバックグラウンドと してvita lakamayaの世界観の創作を担当している。版画家としては、東京国際ミニプリントトリエンナーレ、カダケス国際版画展等、国際コン ペに出品。現在は、連作による物語性を意識した作品づくりをし、毎回テーマを 持った個展を 中心とした作家活動をしている。これまでに、新聞や文芸誌、女性誌、書籍等の挿画、装画等 を担当。個展、グループ展多数。創形美術学校版画科卒 / 武蔵野美術大学造形学部卒。
参加作家・監督
金子雅和
映画美学校で瀬々敬久監督の指導を受ける。修了制作の「すみれ人形」が初の劇場公開作品となり、07 年に渋谷イメージフォーラム・シネマテークにて初の映像個展を開催。08 年「鏡 の娘 -Rapunzel-」、10 年「復元師 -The Man Who Restores-」、13 年「水の足跡-Camera Obscura-」「逢瀬 -Secret Meeting-」を発表。多くの映画祭にて受賞を重ねる。16年に長編第二作「アルビノの木 -The Albino's Trees-」がテアトル新宿を皮切りに全国各地で公開、北京国際映画祭正式上映、フィゲイラフィルムアート(ポルトガル)三冠受賞など、国内外の多数の映画祭で上映される。
瀬戸桃子
1980年東京生まれ。フランス人学校リセ・フランコ・ジャポネ東京校卒業後、マルセイユの国立美術大学・映像科の修士課程修了。在学中にカリフォルニア・カレッジ・オブ・アーツへ留学。その後フレノア国立アートスタジオ在学中の2008年に短編作品『PLANET A』発表。ロッテルダム映画祭、ロカルノ映画祭等で上映され、注目を集める。同時にパリの国立科学研究所所属のドキュメンタリー映画監督として多数の作品を発表しながら、2011年『PLANET Z』発表。同作は2012年のパリ・ファンタスティック映画祭グランプリはじめ、ベルリン映画祭短編部門の正式出品作品に選ばれるなど、世界の100以上の映画祭で受賞や上映される。現在タイムラップス技法を用いた作品で世界の注目を浴びる映像アーチストであり、ドキュメンタリー映像作家である。
谷元浩之(ゲストキュレーター)
南米グアテマラに生まれコロンビアで育つ。親の仕事で日本、南米、北米を行き来する生 活を送る。タフツ大学にて芸術文化を専攻。広告制作な どを経て、オンライン短編映画祭「魂観(CON-CAN)ムービーフェスティバル」の運営に 数年関わる。形式、ジャンルを問わず、常に新しい社会/文化価値を顕在化している映像 作品を探し求めている。映像製作にも力を入れており、2009 年に初めて製作した短編映 画「SIX」はロカルノ国際映画祭短編コンペ部門に入選し、マカオ国際映画祭にてグランプリ受賞、その後、ロッテルダム映画祭やタンペレ映画祭を始め、数多くの国際映画祭で 上映された。その後、初めてプロデューサーとして参加した長編映画「人間-ningen-」は、 2013 トロント国際映画祭に入選し、国内外において高い評価を得る。
株式会社メディア総合研究所 国際メディア事業部 プロデューサー 、shnit Kyoto 日本ディレクター 、女子美術大学非常勤講師 。
川本直人
ドキュメンタリー、アニメーション、実験映画とジャンルに捕われない作品を制作。2012 年「渦潮」、2013 年「渦汐」でベルリン国際映画祭に連続ノミネートしている。生まれ故郷である瀬戸内海、生口島で「瀬戸田映画祭」を毎年開催している。多摩美術大学卒。
井川基
1988 イメージフォーラムフェスティバル 入賞。 オブジェTOKYO展 佳作。 1993 ぴあフィルムフェスティバル 美術賞。
その他、個展やグループ展などで作品を発表。
ハンズボン映像展はスタジオマンゴスチン(泉原昭人・溝上幾久子)による短編映画の映像展です